抄読会や文献引用お役立ちツール ~音読アプリを使おう~ 

Read Aloud 音読アプリ 論文作成

皆さんブラウザの音読機能は使っていますか?

抄読会の準備や引用文献の検索に音読機能は絶対にお勧めします

例えばpubmedで論文を検索するとサマリーのページに飛びます
ここを普通に読んでも良いとは思いますが、しばしば目線を失ったりしませんか?
特にデスクトップではマウスのポインタで追いづらく、見失いがちです
活字に慣れている人でも横読みかつスクロールありの英語は読む効率がかなり落ちるのではないでしょうか

そこで活躍するのが音読アプリです

Chromeにアプリを追加で出来ます
個人的なお勧めはRead Aloudです(リンクはchromeのアドオンです)
無料です

使い方
ページ全体を読ませる

画面右上にある「メガホンアイコン」をクリックすれば勝手に読み始めます自動で言語認識します

選択範囲の文字列だけを読ませることも出来ます
範囲を選択してから右クリックでいけます

Read Aloud 音読 範囲選択例

設定オプションもあり、速度の変更などが可能です
メガホンアイコンを右クリック→オプション

Read Aloud 設定オプション

自分の聞きやすい速度に設定しましょう

Read Aloud お勧めの使い方
・英語論文のリーディングの際に使用するとリズムよく読めます(本慣れしている旧人類にはブラウザって読みづらいですよね)
・リーディングにリスニングも加わって英語力UP!(願望)

余談ですがWordの読み上げ機能も絶対に使いましょう

Word 音声読み上げ機能 校閲内

先ほどご紹介したRead Aloudはブラウザ専用です
Wordはその専用のリーディング機能が付いているのでそちらを使いましょう
慣れていない方は英語の推敲の専門業者に聞くべきだとは思いますが、英語でも音感や言い回しのリズムがあるようで、リスニング中に違和感があれば訂正する、というのはアクセプトに大事です
聞き心地、読み心地の良い文章を目指しましょう

そしてwordで読み上げ機能を絶対に使うべき理由がもう一つあります
それは誤字、誤記のチェックが容易です

例えばsickをsikcと記載するとエスアイケーシーと読んでくれるので読み上げ機能を使えばその間違いに絶対に気付けます
ただこの誤記であればwordleなど校正アプリを使用すれば赤のアンダーラインで間違いを教えてくれるので不要な場合もあります
しかし、問題は実際に存在する英単語に誤記してしまうことです
同じ品詞であればエラーとして抽出しない場合も多いため校正アプリでは拾えません

例えばsickをsockと記載してしまうと病気が靴下になってしまいます
これが音読アプリを使えば明らかに響きが違うので間違いなく気付くことが出来ます
wordですと文字が小さいため気付きにくい誤字、誤記ですが音読アプリならその校正制度が格段に向上する事間違いなしです

まとめ

・音読アプリでリーディングのリズム感アップ!!
・wordを使った論文作成なども音読で校正力アップ!!

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